ASD 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害

ASDの特性はコミュニケーションや対人関係、社会性の問題とこだわりの強さです。

コミュニケーション、対人関係では、会話のやり取りが苦手で、他の人と感情を共有することが少ない、相手の身ぶり、手振りから、気持ちを読み取ることが苦手、目の前にないことや架空の事柄を想像することが苦手、人間に対する興味が少ないといった特徴があります。

具体的には、目が合わない、反応が乏しい、バイバイするとき手のひらを自分に向ける、人見知りや親の後追いをしない、言葉が遅い、セリフを棒読みするような話し方、妙に大人びた話し方をする、相手の気持ちを汲み取ることができない、空気が読めない、双方向の対人関係がうまく取れず、孤立、受け身、一方的になる、表面的な会話だけでは問題が起きにくいが、関係が深くなってくると、空気を読めないため周囲のひんしゅくを買う、自分の好きなことを話すときに饒舌になりすぎる、友人と親密な関係を築けない、普通に話しているつもりでも相手を不愉快にさせたり、いからせたりする、面接が苦手で就活がうまくできない、融通が利かず、臨機応変に仕事をこなせないといったことがあります。

ASDの人は特定の物事やルールに強いこだわりを示します。手足をばたつかせたり、ぴょんぴょんと飛び跳ねたりといった単調な行動を延々と繰り返します。何かをする時の方法や手順、ものの並べ方にも強いこだわりがあり、いつも同じでないと気が済まない、少しの変化にも苦痛を感じ、状況に合わせて柔軟に変更することができません。お宅的な趣味があり、インターネット、スマホ、ゲーム、アニメ、電車、昆虫、数字、地図などの特定の物事に強い興味や情熱を持つが、その範囲は狭い。順番や競争で一番になれないとパニックを起こし、相手とトラブルになります。聴覚、嗅覚、触覚、視覚などの特定の感覚が非常に敏感または鈍感です。

 

広小路メンタルクリニック 心療内科・精神科

 

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