■症状の本態を知る

 

 ●神経症の症状は器質的なものではなく、心因性で起こるものであるということを知れは、無益な検査、治療を繰り返すこともない。

■神経症は必ず治る

 

 ●正しい心構え、正しい生活態度によって神経症は必ず治る。しかし、誤解があってはいけない。神経症が治っても、健康な人間が本来持っている感情(快不快、好悪)がすべてなくなるわけではない。治れば、それにとらわれることがなくなるのだ。

■ヒポコンドリー性基調

 

 ●森田は神経症の発病に重要なのは精神的素質であるとして、それをヒポコンドリー性基調と呼んだ。ヒポコンドリー性基調とは、自己の心身に病的なものがあるのではないかと不安に思う気分のことである。

■うつ病の要因

 

 ●心理的要因、環境的要因(家族、職場、学校など)、性格的素因、身体的状態、年齢などが複合的に関係しています。

■家族や周囲の人が気づきやすいうつ病の症状

 

 ●表情が暗くなった。笑わなくなった。会話が減った。動作が遅くなった。つらそうだ。何事にも関心がなくなった。食欲が落ちた。寝ていない。不安で落ち着かない。・・・いつもと様子が違う。

■うつ病の自覚症状

 

 ●気分が憂うつ、気が滅入る、八方塞、孤独、やる気が起きない、疲れやすい、集中できない、馬鹿になった、自分を責める、生きる  価値がない、未来がない、不安で落ち着かない、いらいら、眠れない、食欲がない、頭痛、肩こり、下痢・・・。思い当たる点がありますか。

■偏頭痛の頻度

 

 ●月に1~2回、多いときで週1回程度、繰り返し起こります。4~72時間続きます。

■憂うつなときの気分の変化

 

 ●うつになってきたとき、特徴的に見られる気分の変化は、憂うつ、何をしても楽しくない、気力が出ない、いらいらするなどがあり ます。

■不安常住

 

 ●不安から逃げようとすると、不安はどこまでも追いかけてくる。不安に抗すれば、不安はどこまでも大きくなる。そもそも人間が生 きてゆくために不安はつきものである。不安はあるがままに受け入れ、やらねばならないことをやってゆくべきだ。

■恐怖突入

 

 ●恐怖から逃れようともがけばもがくほど、恐怖心はますます募ってくる。恐怖心が生ずれば、逃げずに踏みとどまり、むしろ恐怖の 中に突入してゆくことだ。